セリエA 第29節 Juventus VS. Empoli FC
◇結果
Juventus(H) ー Empoli FC(A)
1-0
⇒マンジュキッチがキエッリーニからのロングフィードをDF2枚引き付けて状態でボックス中央のスペースに落とし、走り込んだケーンがそのままニアにダイレクトシュート
◆感想
ナイス、ウノ・ゼロ!スクデットまであと4勝じゃー!
さあ、代表ウィークを挟み、週末にセリエAが帰ってきましたよ!前節はジェノア相手に敗戦を喫してしまったので、ここはその敗戦を引っ張らずに勝ちたかった。早めにスクデットを獲得することはCLにいい影響しか与えないと個人的には思っていますので、国内に関しては今季はさっさとあがってくれ(笑)
注目ポイントは怪我で離脱するロナウドでどういう試合運びができるのか。前節はロナウド休養で無残な結果を残してしまっているので『Juventus』ファンとしても、ロナウド抜きでもそれなりにできるんだぞと!というところを見せてもらいたくなるような状況でした。
また、ディバラがスタメン発表に名を連ねていたものの、代表戦のときに負った打撲?の部分に違和感を感じたようで急遽スタメンから外されました。
試合は、前半はいつも通りと言うか、スロースタートを切ってそのままハーフタイムに入った印象が強かったです(笑)
ぶっちゃっけエンポリはなかなか良いチャンス作ってたんじゃないでしょうか?例えば8分ごろのカプート(FW、#11)とクルニッチ(MF、#33)の想像力溢れる縦ワンツーによってDFをひきつけ、外に余ったファリアス(FW、#17)へボールを供給し、このゲーム最初のシュートを生んだ場面や、22分ごろのクルニッチのシュートまで行ったシーンもその過程にあったレイオフを含んだワンタッチ、ツータッチで行う流れるようなパスワークが素晴らしいですね。
これ以外にも前半はちょいちょいあったけどカプート(#11)、クルニッチ(#33)あたりをレイオフで絡めた攻めるパスワークが美しい。このシーンではオフザボールでトラオレがパスコースつくってるっぽい動きしてるのも惚れる。 pic.twitter.com/OGVxVegaWd
— Arrow (@bianconeroshiro) March 31, 2019
上のシーンだとキエッロとルガーニのシュートブロックがかなりシンクロしてるのが笑えます。
まあ、そんなこんなで前半はエンポリが良い攻めをそれなりに見せたが、契約更新でウキウキのルガーニがかなり頑張ってくれてたね。前半エンポリのシュート数4本に対してルガーニは2本ブロックしてるぜ!ナイスだぜ!以前にも契約更新したあとにウキウキでプレーしてた選手がいたけどやっぱそれだけクラブから評価されるっていうのはモチベーションになるのかもしれませんね~(笑)
後半は、見直さないとはっきりとは言えませんが、おそらくマテュイディにトラオレ(MF、#8)をマンマークさせてほぼ機能させていないように見えました。この試合はとにかくJuve側が細かく選手の配置や役割を変えつつ戦っていた印象がありました。Twitterでもつぶやいたのですがまるで、車のギアチェンジのような感じですかね。これについてはもう一度試合を見直せる機会があれば別記事でも作ろうかなと思っております。
59分ごろにはカンセロのアーリークロスからターゲットとなるマンジュキッチにうまくボールが供給され、ベルナルデスキがシュートを放つも惜しくも枠外という場面も。
それにしても最近のベルナルデスキは要所で目立ちますね~。以前よりミスも減った気がします。そしてやはりと言えばやはりなんですが、ターゲットのマンジュキッチにボールが供給されると攻撃に厚みが増しますね。
徐々にJuveペースに傾き始めたころに、アッレグリは動きました。60分ごろに左SBのサンドロを下げ、スピナッツォーラを投入。攻撃的なカードを切ってきましたね。
さらに68分には走りまくってたマテュイディを下げ、クラブに、代表に調子がうなぎ上りのモイズ・ケーンを投入。
そして!!
キエッロ爺からまるでボヌッチが取り憑いたかのような精度の高いロングフィードが放たれ、2人のDFを物ともせず空いたスペースに頭で落とす、マンジュキッチおじさん。そこにダッシュで飛び込む、新星ケーン!!!!! 最高かよ。。。。
そのまま、ケーンが決めたゴールが決勝点となり試合終了。3月はまさにケーンがクラブで、代表で活躍し成長の月になったに違いない。
この調子でカリアリ、ACミランと勝利を納めて、CLに臨みたいものだ。
◇おまけ
二人とも出身?はコートジボワールみたいで誕生日が12日しか違わない*2同い年(笑)トラオレがぺちゃくちゃ喋ってるんだけど、ケーンは(試合中だからか)気まずそうに口元隠しながら喋ってるのがかわいい(笑)