セリエA 第21節 Juventus VS. SS Lazio
◇はじめに
日本時間の28日(月)AM4:30キックオフでセリエA第21節であるJuve 対 SS Lazioがオリンピコにて行われる。今節はDAZNにて生中継。
現在セリエAは、CL枠の最後の枠である4位周辺がたいへんな混戦模様を見せており、SS Lazioもそこでしのぎを削っている。SS Lazioは現在7位に位置しているがもしこのJuveとの1戦を制することができれば、5位ローマの結果次第で4位タイもしくは5位タイまで順位が浮上する。
Juveのほうで言えば、2位であるナポリが今節でACミランと引き分けたため、もしJuveがSS Lazioを下せば、2位ナポリとの差がさらに2ポイント分開く。
前回Juveホームでの対戦はピアニッチの見事なミドルシュートとロナウドからのクロスをマンジュキッチが頭で合わせナポリ戦のゴールと勘違いしておりましたがマンジュキッチが決めて、2-0で勝利している。得点者の二人ともが今回欠場するのは少し気になるところか。
ファン目線ではどうしても精神的優位性はJuveにあるように見える。対して、なんとかCL枠に食いつきたいSS Lazioはホームの後押しで一矢報いることができるのか。注目の一戦です。
◆見どころ!
またしてもピアニッチ不在
個人的にJuveの心臓とも言えるピアニッチがまたしても欠場するみたいです。ピアニッチはJuveのなかで最もボールを動かしている選手の一人でまさに血液を体全体に巡らせる心臓のような選手だ。前節のダブルボランチが最下位相手にうまく機能していたように見えたが果たしてそれがラツィオにも通用するのか、はたまた、アッレグリ監督の手の内にはまだダブルボランチ以外にピアニッチ不在対策なるシステムがあるのかもしれない。
◇スターティングメンバー
●予想
ラツィオ戦スタメン予想。4-4-1-1みたいな感じかな。前節のマテュイディとジャンのツーボランチの感触がよかったのでもう一度同じ布陣。CBもルガーニかもん!#LazioJuve pic.twitter.com/6pLURzafrh
— Arrow (@bianconeroshiro) January 27, 2019
●発表
#LazioJuve, ecco lo #StartingXI bianconero! ⚫️⚪️#ForzaJuve pic.twitter.com/7y8rbfNksY
— JuventusFC (@juventusfc) January 27, 2019
いつもの4-3-3システムにボヌッチ&ルガーニですね。中盤にピアニッチがいないのでアンカー役をだれが担うのか。キエッリーニがいないのも地味にビルドアップには悪影響があると思うなぁ。GKはペリンを出すみたいな噂があった気がするけどシュチェスニーか。
◆結果
Juventus ー SS Lazio
2ー1
74min カンセロ(ディバラのシュートを詰める)
88min ロナウド(PK)
◇個人的MVP
🌟Szczęsny
カンセロと迷ったんですが、今回はよくあの猛攻に耐え凌いだということでシュチェスニー選手にMVP投票しました。投票した時点で得票率44%と一番ファンの支持を得ていましたね!ちなみにカンセロは33%の得票率。Lazioは実に17本もシュートを放ち、そのうちの6本は枠内シュートである。1本はオウンゴールによるものだが、5本はシュチェスニーがセーブをしている。ちなみにJuveはシュートが6本しかなく枠内シュートに至っては3本しかない。
実際見ているファンからしても内容はほぼ完敗でよく勝てたなという試合だった。そのため今回は失点をオウンゴールによる事故っぽいもの1つで済ませたシュチェスニーを選出。
◆感想
いやー負けると思いました。正直まったく勝てる未来が見えなくてかなり絶望してました、、、前回のキエーボ戦はピアニッチのいない穴をダブルボランチ(マテュイディとジャン)でうまくカバーしてボールを回せていたけど今節はジャン一人(?)でアンカーをさせた結果(もちろんそれだけが原因ではない)、ボールがろくに収まらず、永遠にボールを回収されてはシュートを打たれまくりました。
序盤でボヌッチは負傷交代してボヌッチ⇔キエッリーニっていう珍しい交代劇を観ることはできましたが、ボヌッチの足首が心配です。スローでみたらかなりグニャってたし、、、
ただLazioのサッカーは面白いなぁと思いましたね。これについては現在別記事作成中です!Lazioのプレッシングに注目できればいいかなと思います。なんたってJuveの前半シュート数を0に抑えたんですからね。これは本当にすごいことだと思いますよ。事件だよ。
というわけでなんやかんやカンセロの初ゴールとロナウドのPKでなんとか勝利をもぎとりましたが、あの内容で勝ち点3もらえたのはなにか申し訳ない気もしないでもない筆者でした(笑)