セリエA 第17節 Juventus VS. AS Roma
◇結果
Juventus-Roma 1-0
◆感想
体調崩してしまったためLive観戦を諦め、ぐっすり寝てからの見逃し配信で観戦。でも結果知らずに観戦できたからゴールシーンとかテンションあがりました。デ・シリオにアシストついたし!
この試合は正直、始まる前からローマの不調+主力の不在などでJuveに分がある試合だったのかなと。そもそも国内はだいたいJuveに分があるわけですが、その中でも下位チームなどがいかにJuveを食ってやるかという試合の構図があるわけで、この試合はローマからそういった一泡吹かすぞみたいな気持ちは伝わらなかったかな。ちょっと残念。
主力のデ・ロッシやエル・シャーラウィは怪我で離脱してるし、ジェコは病み上がりらしくベンチスタート。特に前線でターゲットになってくれるジェコ不在が尾を引いてるのかなという印象でした。
前半は、アレックス・サンドロめっちゃやる気満々じゃん!ていうのが一番印象に残ってる(笑)こんなに生き生きとした姿観るの初めてくらい。たぶんシュート数もロナウドに次ぐ多さじゃないかな?Juve公式のスタッツによると4本シュート打ってますね。内訳は枠内2本、枠外1、ブロックされたシュートが1の計4本。契約更新でやる気スイッチ入ったのでしょうか?(笑)今後も期待です!
あと個人的にはディバラのクロスの質が向上してきているのかなって思いました。ローマ戦はより、サイドチェンジやクロスをあげるシーンが目立ってた。これまた調べてみると、チーム内ダントツの10本クロスをあげていますね。内成功したクロスが5本なので精度はまだまだ向上の余地がありそうです。
実況の八塚氏と解説の戸田氏のディバラについて語る場面はよかったな。戸田氏の解説がよかった。
あとは左サイドでのCロナウドとマテュイディの関係性、連動性が良くなってきてる気がしましたね。これは崩しのパターンとして形になったら強いと思う。
前半の得点シーンは、ボヌッチから高い位置に張っていたデ・シリオめがけてロングボールが相手CKフラッグ付近に蹴り込まれるも、ローマのDFがうまく処理できず結果的にJuveがボールを奪い、デ・シリオがそのままクロスを入れ、最後はマンジュキッチが頭で豪快なゴール!
マンジュキッチ兄貴相変わらずヘディングうますぎる(笑)DFに付かれながらあんなジャストミートよくできますよね~。折り返すこともできるし、マンジュキッチにクロスあげるっていうのがシンプルかつ最強な戦術なんじゃないかなと改めて思うようなゴールでした。実際昨年はそれでレアル相手に2点決めてるし。壊し屋ラモスはいなかったけど(笑)
後半はいきなりキエッリーニがかっこいいシュートブロックを披露。さすがです。Juveは1点リードという状況で敗北を喫したマンU戦みたいなイヤな雰囲気が立ち込める中、何度かチャンスを演出するもゴールには至らず。
実際2回ゴールを揺らすのだが2回ともゴール取り消しという不運?に見合う。キエッリーニとGK交錯したシーンは正直、個人的には何がファールなのか全く分からない。むしろ着地するときにキエッリーニのふくらはぎが削られてるように見えるんだが.....
そんなこんなで主審の下手さが目立ったが1-0で無事、勝利。
◇個人的なMVP
今節のMVPはマンジュキッチですかね。決勝点になるゴールも決めたし、後半は5-4-1の守備のタスクをきっちりこなしていた。
マンジュキッチって見た目的に空中戦がウリの大型FWっていうイメージが強いけど、実際のプレーを観ると空中戦はもちろん、プレッシングではよく走るし、足元も意外とあってユーティリティ性も高いからいろんな仕事をしてくれますよね。特に守備貢献が本当に素晴らしい。さすがW杯で快進撃を遂げたクロアチア代表のスタメンって感じのハードワーク。変な話、ゴール決めなくなったらロナウドはお役御免だけど、ゴール決めなくてもマンジュキッチはチームに必要な存在。
そして国内で強いとされるチーム相手にゴールを決めてくれるのはデカイですね。今季で言うとナポリ(2位)、インテル(3位)、ラツィオ(4位)、ミラン(5位)そしてローマ(10位)。強い相手に強い選手がいるのはありがたいことだ!
◆おわりに
さて、今年もいよいよ残すとこ2試合となりましたね。個人的には次節のアタランタ戦より、今季すでに10得点5アシストとノリノリの来月36歳になるおじさんストライカーことクアリャレッラがいるサンプドリア戦が楽しみです!Juveが再び強くなり始めたころに在籍してたみたいですし、今年を締めくくる試合としては良いマッチアップではないでしょうか。