セリエA 第28節 Juventus VS. Genoa CFC

 

◇結果

Juventus(A) ー Genoa CFC(H)

0 ー 2

72min パンデフストゥラーロ(ミドルレンジで受けてそのままゴール右下の隅にシュート)

81min クリスティアン・クアメ→パンデフダイアゴナルランでボックス内で侵入し縦パスを受けそのままダイレクトシュート)

 

◆感想

無敗記録止まる....

 

いや~TwitterのTLでも流れてきたんですけどまさにこれ

 

 山王戦(アトレティコ戦)を終え、満身創痍で臨んだ国内リーグ。スタメンは主に守備陣にテコ入れがあり、GKはペリン、CBにルガーニとカセレス。そして、点取り屋のロナウドは招集外。アッレグリ曰く、今後のCLを戦っていく上での日程やコンディション調整を二人で話し合った上での招集外だそう。

個人的には負けるくらいならベンチくらいには座らせておけば?という気もしたが、『完全』に休ませることで身体的・肉体的疲労だけでなく、メンタルヘルス的にもいいのかなと。

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ベンチもといテクニカルエリアから鼓舞するロナウド(笑)

上の画像はロナウドという選手を語る上であまりにも有名なシーンだ。EURO 2016決勝 対フランスで負傷交代したロナウドは本来、1人しか入れないテクニカルエリアに侵入し、チームを激励。その様はまるで鬼監督(笑)

なにが言いたいかというと彼はベンチにいるだけで「チームを締める」キャラクターを持っているということ。我らがキャプテン、キエッリーニも同じキャラクターを持っているが、それはあくまでもピッチに立ってキャプテンマークを巻いてるときに限るように思える。

ジェノア戦では、ここ最近スタメンから外されていたディバラがキャプテンを任されていたが、正直、彼にはまだその器は備わっていないように感じた。個人的な意見だがマンジュキッチですら私はキャプテンシーを感じるような場面は少ない。たしかにFWながら守備に献身的だし、ゴールを決めれば不敗神話なんていう記録もあるが、チームを引っ張るという印象ではない。言うなれば、マンジュキッチの「ゴール」にはチームをアゲるキャラクターがあってもマンジュキッチ本人にはあまり感じない。

今回のジェノア戦はまさに、Juventusというチームは精神的に左右されやすいチームであるということを示したような気がする。

リーダーがいて、サポーターのアツい応援があればアトレティコ戦のような大逆転もやってのける半面、アウェーでしかも精神的大黒柱(ロナウドキエッリーニ)を失えば格下の相手にすらころっとやられる。

ある意味、そこの脆さ、儚さがJuventusというチームの魅力なのかもしれない。決して最強ではない強さ。そこの人間的な部分に惹かれているからこそ、無敗記録やらが途絶えても、ある程度清々しい気分なのかなと。

 

負けることだってあるさ、人間だもの

 

◇おまけ

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やってくれたな。

ストゥラーロおめでとう。昨季からJuveの試合観始めたのでよく知らないけど、ブッフォンのラストマッチで無気力プレイ?しまくってて交代されたのは覚えてるぞ!(笑)