セリエA 第26節 Juventus VS. SSC Napoli
◇結果
2 ー 1
28min ピアニッチ(フリーキックから直接。ペナルティエリア左45度くらいの位置。20mくらいか?)
39min ベルナルデスキ→エムレ・ジャン(ベルナルデスキの右サイドからのクロスを頭で合わせる。ボックス内)
61min インシーニェ→カジェホン(左サイドからの低めのクロスをワンタッチで流し込む。ボックス内)
◆感想
後半から10対10のネオ・フットボールとなったこの天王山。自分はセリエAをシーズン通して継続的に観始めたのは昨季からだったので詳しくは知らなかったのですが、私のtwitterのTL(タイムライン)を見る限りどうやら、主審のジャンルカ・ロッキ氏は頻繁にカードを提示するタイプの審判らしく、TLではロッキ劇場だなんて揶揄されていました(笑)
実際25minにJuveの先制点にも繋がった1回目のレッドカードは色々議論されているけど、私の意見としては「ロナウドはたしかにダイブのような動きはしたが、あれは審判を欺くためのダイブではなく危険性の高いメレトのスライディングタックルを避けるために飛んだ。つまりファウルは妥当。」といったところです。ちなみにはっきりさせておくと自分はロナウド信者でもなんでもありません。フラットに考えた結果、上記の意見に達しました。
ちなみにイタリアの名将カペッロさんも似たような意見みたいです。記事参照
そして前半終了間際には先制点を決めたピアニッチがめちゃくちゃ下らないハンドで2枚目のイエローをもらい退場。後半はJuveリードの2-0から10対10の試合が始まった。
ここからがかなり内容的にはひどくてナポリにほぼゲームを支配され続けました。カウンターからポストに救われるわ、失点するわ、PKでまたもやポストに救われるわで散々でしたね。観ていてハラハラドキドキはしましたけども(笑)
やっぱりサッリが構築したナポリの攻撃サッカーは敵ながら組織だっていて素晴らしいなと思いました。アンチェロッティはビッククラブの引き継ぎが上手な監督と言われるだけあってあまりイジろうとせず、ナポリで言えばインシーニェを最前列に置くよりは、今のJuveのディバラのような役割を与えて広いエリアをカバーさせていて、他はほとんどサッリイズムを踏襲しているのかなと思いました。
Napoliのほうが攻めに連動性がある分、Juveでのディバラよりもインシーニェが活かされてるなという印象さえ受けましたね。
結果は勝利でしたがなんとも後味の悪い勝利でした。しかし!これで2位との差は勝ち点16で貯金勝ち試合5つ分あります。この結果は前向きに受け止めて、ウディネーゼをホームで倒して、難敵アトレティコを迎え入れようではないか!