セリエA 第2節 Juventus VS. Napoli
◇結果
Juventus (H) ー Napoli (A)
4ー 3
66min マリオ・ルイ→マノラス 3ー1
68min ジェリンスキ→ロサーノ 3ー2
81min カジェホン→ディ・ロレンツォ 3ー3
92min クリバリ(OG) 4ー3
◆スタメン
GK シュチェスニー
DF デシリオ、ボヌッチ、デリフト、A・サンドロ
交代
76min イグアイン → ディバラ
寸評
スタメン11人は開幕戦とほぼ同じ。唯一変更があったのは膝前十字靭帯の損傷が発表され、長期離脱を余儀なくされたキエッリーニ。代わりにCBの左を務めたのが新加入のデリフト。そしてシステムはおそらく433脱却を目指しているようにも感じる。ボール保持してるかどうか関わらず2トップにロナウドとイグアインを置く442のシステムのようにも見受けられた。
◇感想
第2節でいきなりのビッグゲーム!
87年生まれが光った大勝負!
・勝てると思わなかった筆者
いや~、こんな撃ち合いになるとは想像もしてませんでした。サポーター失格かもしれませんが、個人的には今節はナポリに軍配が上がるのではないかと勝手に思っていたもんでしたからねえ(すみません)。やはりキエッリーニやらチームの完成度が低いという心配がありましたんで。
・前節で感じた窮屈さは解消されていた
全体的に窮屈でフィニュッシュまでのアイディア,仕組み不足が露呈された前節のパルマ戦と比べたら、だいぶ幅と奥行きを取ってワイドにボールを展開している点が目立った。広くワイドに展開できた要因としては特にマテュイディとケディラの貢献が挙げられる。
彼らが本来の位置からサイドに流れたり、ウィングポジションに張ったり、マテュイディに関しては中盤の位置から怒涛の裏抜けを見せることによってチーム全体のポジショニングとボールを前進させることに成功していたように見えた。
・ゴールシーン振り返って
そして肝心のフィニッシュの場面については、”個の力”が大きく作用したようにも感じた。特にそれを感じたのが2点目と3点目のゴールだろう。イグアインのキレのあるターンでクリバリをぶち抜いてよくわからんコンパクトな姿勢から豪快なゴールが生まれたと思ったらロナウドのボックス内の発動する狩猟本能であっさりと追加点。決勝点となった4点目はいわずもがな。
・まだまだ受けているアッレグリの遺産効果
今日の4得点を受けて、サッリのサッカーがあれこれ言うのは止めたいと思う。1点目はカウンターだし、2,3得点目は個人の上手さによるところが個人的には大きいと思う。カウンターは正直なところ、少し昨季のアッレグリの得点パターンを思い出す。セットプレイなど相手の枚数が前よりのときに自陣深くでトランジション(相手からボール奪取、守から攻の転換)が発生したときに、すぐに縦につけて全速力で枚数を前に送り込むというものだ。
しかし、書きながら思ったが全力で走っていたダニーロは新加入だよな?あれ? ......とにかく1点目のカウンターがアッレグリの遺産かどうかは置いといてよく走ってくれたダニーロ!Forza ダニーロ!
これオチついてます?