セリエA 第6節 Juventus VS. SPAL
◇結果
Juventus(H) ー SPAL (A)
2-0
78min ディバラ→ロナウド 2-0
◆スタメン
・Juventus
GK ブッフォン
FW 、ディバラ、ロナウド
※太字は直前の試合から引き続きのスターティング選手。
交代
61min エムレ・ジャン(今季初出場)*1 IN ケディラ OUT
65min ベルナルデスキ IN ラムジー OUT
77min ベンタンクール IN ラビオ OUT
寸評
今節のポイントと言えばやはりJuveのSB(サイドバック)事情と言えるだろう。サッリの構想でおそらく序列No.1 RSBだったデシリオは第2節で負傷、未だ復帰していない。そして序列No.2のダニーロが前節のブレシア戦で負傷離脱。今節はクアドラードのRSB起用が余儀なくされた。一方LSBはと言うと、本職LSB(左利き)がアレックス・サンドロしかおらず、しかも彼は家族の事情のため現在は母国ブラジルに一時帰国中である。そこでサッリはJuveの中でも1,2を誇るハードワーカー、マテュイディをLSBとして起用。布陣は4312のような形で挑んだ。
一方、SPALの基本フォーメーションは352で、守備時(というかほとんど時間帯で)は中盤のWBを下げて532の形でリトリートしていた。ただでさえ、退却された守備網をこじ開けるのは難しいのに、GKベリシャの卓越したセービングがさらにゲームを難しいものにした。
◇感想
ベリシャがやばい(語彙力)
・Juveの枠内シュート10本を2ゴールに収めた男、ベリシャ
ベリシャがヤバかったですね。スコアだけ見たら今季初のクリーンシートでの勝利、しかも複数得点で一見なんの変哲もない勝利に見えますが、実際は5-0、6-0になっててもおかしくないような試合がSPALの守護神、ベリシャのおかげで2-0に収まったような感じでした(笑)とにかく、この試合は当たりまくってました。
・ピアニッチが2試合連続のゴール!!すごい記録も
前節のブレシア戦に続いて、またしてもミドルレンジからのナイスゴール!リトリートぎみの守備網の外から襲ったディフレクションしたシュートにはさすがの守護神ベリシャもタイミングを外されたのか、あと数センチのところで触ることが出来ず、ボールはきれいにゴールに吸い込まれた。
スポーツ分析会社のOptaによると07/08シーズンからの統計期間でピアニッチは27本ものゴールをボックス外から決めていて、欧州5大リーグでそれ以上決めているのは69本のメッシ、54本のロナウド、35本のイブラヒモビッチの3人のみとのこと。さすがにゴールに関する記録だとメッシとロナウドがランクインしてきますね(笑)イブラはやっぱりFKも上手いからでしょうか。ぜひ、イブラの記録抜いてもらいたいです!
やはり引いて守ってくる相手に対してミドルレンジから可能性がある飛び道具を持っている選手がいるというのはいくらか安心できますね
・来週はCLでレバークーゼン、セリエAで首位インテルとの対戦!
次の試合は日本時間10月2日(水)AM4:00キックオフのCLグループステージ第2節、ホームでのレバークーゼン戦となりますね!レバークーゼンはポゼッションスタイルのチームなので、まずどちらのチームがボールの主導権を握るかが鍵なるかと思います。もしかしたらプレビュー的な記事を1本作るかもです!
*1:第2節のNapoli戦にふつうにでてましたすみません